東洋医学の療法士になりたい!鍼灸士になるまで

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鍼灸師(はり師・きゅう師)になるまで

1年次

医学の基礎を学ぶ

東洋医学・西洋医学の基礎知識に加え、一般常識を学び医療人としての心がまえを高めます。

はり・きゅう実技・理論

鍼灸師になるために
現在、鍼灸師の職域は、接骨院、スポーツ現場、サロン、病院など多く存在します。ひと昔前は、日本、韓国や中国で行われてた伝統療法が、欧米先進諸国にも「日本の鍼灸」が浸透しつつあります。近年の研究によって鍼灸治療は、肩こりや腰痛といった日常生活に影響が出る症状以外にも、呼吸器疾患や泌尿器など、様々な疾患にも効果があることが分かってきました。そのため鍼灸は、今後様々なところで活躍できる可能性があります。鍼灸を学ぶ人は、男女、年齢も問わず、多くの人が学んでいます。これまで聞いたことがない専門用語がたくさん出てくるため、途中で逃げ出したくなることもあります。しかし、「鍼灸師になって活躍する」という志があれば、必ず合格できます。我々と学び、3年後、皆さんと共に鍼灸業界を盛り上げていきましょう。

鍼灸学科 はりきゅう実技・理論担当
城田 健吾

東洋医学理論

『東洋医学概論』では伝統的鍼灸診察~治療をする上で必要な、基礎理論を学んでいきます。日本において東洋医学とは、中国古代医学に起源を持つ伝統医学を意味します。そして約二千年前に体系づけられた中国伝統医学の治療技術の1つに鍼灸施術があるのです。東洋医学では、人は自然・環境の構成要素に極めて類似し、常に影響を受けているという「天人合一思想」や、身体はひとつの繋がりを持った有機体であるとする「整体観」を重視します。これらの調和が取れている状態が健康であり、この調和(バランス)を調えることが治療の本質といえます。1年次では人体の調和が取れた状態(生理)と不調和の状態(病理)を「陰陽」、「気血津液精」、「五臓六腑」の概念を用い考えていきます。2年次には五感を用いた診察(四診=望・聞・問・切)から患者さんの状態(=証)を導き出し、治療方針を立てることを学びます。現代医学で疾病名がつかないような愁訴「未病」に対しても、「証」を立てることで治療方針を導き出すことができるのです。普段聞きなれない言葉が頻繁に出てきて苦手意識を持つ人もいますが、東洋哲学に浸って根気よく取り組んでいけば、必ずその奥深さ・面白さに気付くはずです。

鍼灸学科 東洋医学概論担当
足立 隆彦

1年次に学ぶ主なカリキュラム

  • はり・きゅう実技・理論
  • 東洋医学理論
  • 基礎経路経穴学
  • 解剖学
  • 整理学
  • 法学等

1年次の時間割(例)

曜日 1時限 17:30 ~ 19:00 2時限 19:10 ~ 20:40
法学 はり実技・きゅう実技Ⅰ
保健体育(実技) 東洋医学概論
英語・医学英語 英語・医学英語
解剖学 解剖学
栄養学 形態機能学Ⅰ
生理学 生理学

2年次

応用力を高める

鍼灸治療に必要な診察・検査に関する知識の習得を目指します。

臨床医学各論

現代社会は、高齢化、生活習慣病の増加などを受け一人の患者がいくつもの合併症を伴うことも少なくない状況です。こうしたことから鍼灸師にも高度な知識を求められることが多くなってきており臨床医学総論、各論は極めて重大な科目になります。また、国家試験では問題数が多い科目でもあります。臨床医学各論は1つの疾患について成り立ちや出現する症状を学んでいく科目です。そのため1年次に学ぶ解剖学や生理学などの基礎科目の習得が必須です。例を挙げるなら、糖尿病であればインスリンというホルモンが大きく関わる病気です。生理学では身体から生成・分泌されるホルモンについて生成場所やホルモンの作用を学びます。科目と科目のつながりが理解できるとその科目がより楽しくなってきます。難しい科目ではなく楽しい科目、もっと知りたい科目と思ってもらえる授業を日々心がけているので共に学んでいきましょう。

鍼灸学科 臨床医学各論担当
奥 達也

2年次に学ぶ主なカリキュラム

  • 臨床医学理論
  • 臨床心理学
  • 応用経路経穴学
  • リハビリテーション医学
  • 医療概論等

2年次の時間割(例)

曜日 1時限 17:30 ~ 19:00 2時限 19:10 ~ 20:40
臨床心理学 運動学Ⅰ
はり実技・きゅう実技Ⅱ-2 はり実技・きゅう実技Ⅱ-1
臨床医学総論Ⅰ はり実技・きゅう実技Ⅱ-3
臨床医学各論 リハビリテーション医学Ⅰ
リハビリテーションセミナー① 応用経路経穴学Ⅰ
はりきゅう理論 はり実技・きゅう実技Ⅱ-4

3年次

臨床力・即戦力を磨く

講義や実技と平行して臨床試験を行い、多様なニーズに対応できる臨床力を養います。

臨床実習では1、2年生で学んだ解剖学・運動学などを基礎として、臨床上遭遇することが多い疾患を中心にさまざまな角度からの治療法や注意すべき事例などについて学んで行きたいと考えます。

鍼灸学科 専任教員
高木 敏和

3年次に学ぶ主なカリキュラム

  • 応用はり・きゅう論
  • 東洋医学臨床論
  • 臨床実習
  • 総合鍼灸学等

3年次の時間割(例)

曜日 1時限 17:30 ~ 19:00 2時限 19:10 ~ 20:40
運動学Ⅱ リハビリテーション医学Ⅱ
応用経路経穴学Ⅱ 臨床医学総論Ⅱ
東洋医学臨床論 総合鍼灸学Ⅰ
病理学概論Ⅱ 臨床実習 実力試験(指定日)
はり実技・きゅう実技Ⅲ-1 公衆衛生学・衛生学Ⅱ
はり実技・きゅう実技Ⅲ-2 応用はりきゅう理論

卒業

国家試験受験資格取得

国家試験

「はり師・きゅう師」免許取得

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